精選版 日本国語大辞典 「美学史」の意味・読み・例文・類語 びがく‐し【美学史】 〘 名詞 〙 美学の歴史的発展を研究する学問。古くはプラトンの美のイデア、アリストテレスの「詩学」などにさかのぼり、一八世紀ドイツのバウムガルテンが美学を哲学の一分科として独立させてからは、カントの「判断力批判」、ヘーゲルの「美学」などの流れをたどる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美学史」の意味・わかりやすい解説 美学史びがくしhistory of aesthetics 厳密にはドイツの A.バウムガルテンに始る美に関する独立の精神科学の史的展開をとらえる学であるが,広義には古代ギリシアにさかのぼる人類の美に関する思想の流れを歴史的に探究する学,およびその下地としての美意識や芸術観,芸術現象などの展開を研究する歴史的学をも含む。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報