コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

義提尼(読み)ぎていに

朝日日本歴史人物事典の解説

義提尼

没年:天保8.6.9(1837.7.11)
生年:宝暦11(1761)
江戸中期の曹洞宗の尼。播磨国構(兵庫県辰野市)生まれ。俗姓菅野。幼くして近隣の実相庵で出家,20歳のころ,大忍国仙に学び,その法を嗣ぐ。良寛とは法の兄弟に当たる。真如庵(岡山県倉敷市・真如院)に住して座禅や托鉢に励み,また,袈裟を縫って多くの人に与えたといい,その徳は広く全国に知れ渡った。和歌をよくし,花鳥風月を詠じた歌を数多く残している。<著作>『詠草集』<参考文献>曹洞宗尼僧史編纂会編『曹洞宗尼僧史』,吉川彰準「良寛の法妹義提禅尼」(『跳竜』5巻8号)

(熊本英人)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関が裁判所に請求し、認められた場合に、期限を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android