精選版 日本国語大辞典 「羽扇」の意味・読み・例文・類語 う‐せん【羽扇】 〘 名詞 〙 鳥の羽で作った扇。羽団扇(はうちわ)。戦いのとき、指揮者や軍師が持って全軍を指揮したり、天狗や仙人が持ったりするもので、威力のあるものとされる。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「手に羽扇(ウセン)を揺(うごか)し」(出典:通俗三国志(1689‐92)三八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「羽扇」の読み・字形・画数・意味 【羽扇】うせん 鳥の羽で作った扇。宋・軾〔念奴嬌、赤壁懐古〕詞 雄發 綸巾(りんきん)、談笑の 狂のごとく飛びて滅(いんめつ)せり字通「羽」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の羽扇の言及 【うちわ(団扇)】より …漢,六朝,唐時代には,うちわが盛んに用いられ,さまざまの種類ができ各種の用途に用いられた。諸葛孔明は白羽扇で三軍を指揮した。朝鮮にもこのうちわが伝わり,高麗中期には松扇といって松の木などを細かく削って編んだものがあった。… ※「羽扇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by