コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

羽根突き/羽子突き ハネツキ

3件 の用語解説(羽根突き/羽子突きの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

はね‐つき【羽根突き/羽子突き】

[名](スル)羽子板で羽根をついて遊ぶこと。また、その遊び。一つのはねを二人以上でつく追い羽根、数をかぞえながら一人でつく揚げ羽根などがある。 新年》「島の路狭し―通せんぼ/蓼汀」

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

羽根突き【はねつき】

羽子板で羽根を突くこと,およびその遊び。正月の遊戯。公家社会の遊戯から江戸時代に入って民間に流行した。遊び方には,2組に分かれて突き合う〈追羽根〉と,1人で数多く突く〈突羽根〉の2種がある。
→関連項目バドミントン

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

羽根突き
はねつき

羽子板(はごいた)で羽根(羽子)を突き返す正月の遊び。双方に分かれて羽根の受け渡しをする追い羽根と、一人で突いて数を競う突き羽根がある。古くは「胡鬼子(こぎのこ)勝負」といった。『看聞御記(かんもんぎょき)』に宮廷で追い羽根をした記事(1432)がみえ、それは賭(か)けを伴う大人の遊びであった。近世初期以降はむしろ数取り唄(うた)を伴う突き羽根が主となり、まったく女子の軒遊びと化し、一方、羽子板の装飾がしだいに華美になり、やがて羽根突きを離れて、正月の「飾り物」と化していった。伊豆三宅(みやけ)島(東京都)ではハギイといって、正月に青年男女が素朴な道具で追い羽根競技をしたり、長野県の小正月(こしょうがつ)行事で羽子板風の板をたたいて鳥追いをする風があり、おそらくこれらが羽根突きの源流であろう。
 羽根は、現在ではムクロジの種に鳥の羽根をつけて市販されるようになって普及したが、それ以前は竹を細かく裂いたもの、竹の筒に紙を差し込んだものなどが用いられた。佐渡の国中(くになか)地方では、竹の軸に雌の雉子(きじ)の尾の横羽根をつけるが、雄鳥の羽根ではよく舞わないという。[竹内利美・高野 修]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の羽根突き/羽子突きの言及

【羽子板】より

…正月の遊戯具,またそれを用いた遊び〈はねつき〉〈つくばね〉。室町時代の《看聞御記》の永享4年(1432)正月5日条に〈こぎの子〉勝負の記事があり,同6年の条に〈こぎ板〉の名がみえるのが古く,1444年(文安1)の《下学集》では〈羽子板〉と書いて〈はごいた〉〈こぎいた〉両様によませている。こぎ板には〈胡鬼板〉の字をあてることがある。ムクロジの実に羽毛をさしたものが〈はご(羽子)〉〈こぎのこ〉であり,現在の〈はね〉である。…

※「羽根突き/羽子突き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

羽根突き/羽子突きの関連キーワード羽子板市手を突く羽子羽子板羽子板ボルト鼻を突く追羽根後度を突く羽子板金物はねつき

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone