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羽根突き/羽子突き ハネツキ

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デジタル大辞泉の解説

はね‐つき【羽根突き/羽子突き】

[名](スル)羽子板で羽根をついて遊ぶこと。また、その遊び。一つのはねを二人以上でつく追い羽根、数をかぞえながら一人でつく揚げ羽根などがある。 新年》「島の路狭し―通せんぼ/蓼汀」

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百科事典マイペディアの解説

羽根突き【はねつき】

羽子板で羽根を突くこと,およびその遊び。正月の遊戯。公家社会の遊戯から江戸時代に入って民間に流行した。遊び方には,2組に分かれて突き合う〈追羽根〉と,1人で数多く突く〈突羽根〉の2種がある。
→関連項目バドミントン

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

羽根突き
はねつき

羽子板(はごいた)で羽根(羽子)を突き返す正月の遊び。双方に分かれて羽根の受け渡しをする追い羽根と、一人で突いて数を競う突き羽根がある。古くは「胡鬼子(こぎのこ)勝負」といった。『看聞御記(かんもんぎょき)』に宮廷で追い羽根をした記事(1432)がみえ、それは賭(か)けを伴う大人の遊びであった。近世初期以降はむしろ数取り唄(うた)を伴う突き羽根が主となり、まったく女子の軒遊びと化し、一方、羽子板の装飾がしだいに華美になり、やがて羽根突きを離れて、正月の「飾り物」と化していった。伊豆三宅(みやけ)島(東京都)ではハギイといって、正月に青年男女が素朴な道具で追い羽根競技をしたり、長野県の小正月(こしょうがつ)行事で羽子板風の板をたたいて鳥追いをする風があり、おそらくこれらが羽根突きの源流であろう。
 羽根は、現在ではムクロジの種に鳥の羽根をつけて市販されるようになって普及したが、それ以前は竹を細かく裂いたもの、竹の筒に紙を差し込んだものなどが用いられた。佐渡の国中(くになか)地方では、竹の軸に雌の雉子(きじ)の尾の横羽根をつけるが、雄鳥の羽根ではよく舞わないという。[竹内利美・高野 修]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の羽根突き/羽子突きの言及

【羽子板】より

…正月の遊戯具,またそれを用いた遊び〈はねつき〉〈つくばね〉。室町時代の《看聞御記》の永享4年(1432)正月5日条に〈こぎの子〉勝負の記事があり,同6年の条に〈こぎ板〉の名がみえるのが古く,1444年(文安1)の《下学集》では〈羽子板〉と書いて〈はごいた〉〈こぎいた〉両様によませている。こぎ板には〈胡鬼板〉の字をあてることがある。ムクロジの実に羽毛をさしたものが〈はご(羽子)〉〈こぎのこ〉であり,現在の〈はね〉である。…

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