羽車(読み)ハグルマ

大辞林 第三版の解説

はぐるま【羽車】

御神体の移動などに用いられる輿こし。おはぐるま。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

羽車
はぐるま

三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)を移動するときに用いる輿(こし)で、天羽車(あまのはぐるま)ともいう。八咫鏡は、宮中温明殿(うんめいでん)の賢所(かしこどころ)、古くは内侍所(ないしどころ)に祀(まつ)ったので、直接に神鏡の名をいわずに、賢所、内侍所といっている。1928年(昭和3)京都で昭和天皇の即位式が行われたときには、四角の台で周囲に欄干があり、赤地錦(にしき)の張帷(ちょうい)を巡らした羽車に登載し京都に移された。[郷家忠臣]

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精選版 日本国語大辞典の解説

は‐ぐるま【羽車】

〘名〙 内侍所(ないしどころ)の遷幸や、御霊代(みたましろ)を移す時などに用いる輿(こし)。天の羽車。おはぐるま。
※醍醐寺新要録(1620)「賢深僧正記云〈略〉諸社勧請皆羽車也」

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