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習合 しゅうごうsyncretism

翻訳|syncretism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

習合
しゅうごう
syncretism

人類学用語。文化接触によって生じる2つ以上の異質な文化的要素の混在,共存のこと。 1935年頃から始った文化変容研究の開花期に登場した用語。習合において,もとの文化要素は再解釈,再構成され,新しい意味や機能が与えられる。典型的な例として,キリスト教イスラム教,仏教などの世界宗教が広まっていくなかで各地の伝統的信仰と混合したように,在来文化と外来文化の接触によって生じる信仰や宗教活動の諸形態がある。文化接触以前の状態をゼロ・ポイント,文化要素の中核であり文化接触後も変らないこともある領域を文化焦点などといい,それらの用語とともに文化変容の過程を示すのに用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

しゅう‐ごう〔シフガフ〕【習合】

異なる教義などを折衷すること。「神仏習合

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大辞林 第三版の解説

しゅうごう【習合】

( 名 ) スル
異なる二つ以上の教義などを折衷すること。 「神仏-」

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