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肝炎後再生不良性貧血 かんえんごさいせいふりょうせいひんけつ

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家庭医学館の解説

かんえんごさいせいふりょうせいひんけつ【肝炎後再生不良性貧血】

 肝炎後再生不良性貧血というのは、肝炎を発症して平均2か月後ぐらいにおこる再生不良性貧血のことです。
 再生不良性貧血(「再生不良性貧血」)とは、血液細胞をつくる骨髄(こつずい)のはたらきがそこなわれ、白血球(はっけっきゅう)、赤血球(せっけっきゅう)、血小板(けっしょうばん)の数がどんどん減少する病気のことです。発見が遅れると重篤(じゅうとく)な事態になります。
 C型肝炎(がたかんえん)を発症した後におこることが多いのですが、A型でもB型でもおこります。
 さらに、G型肝炎にひき続いておこることも最近わかり、注目されています。
 肝炎後再生不良性貧血は、早い場合は肝炎発症後数日でおこり、赤血球数が減少して貧血をおこしたり、血小板数が減少して止血のはたらきが弱まって出血をおこしたり、白血球数が減少して細菌やウイルスによる感染をおこしたりし、大変危険な状態になることがしばしばあります。
 肝炎後再生不良性貧血は、肝炎にともなわない再生不良性貧血に比べて、多くの場合、治療がむずかしいのです。
 治療には、ほとんどの場合、骨髄移植(こつずいいしょく)が必要となります。
 G型肝炎ウイルスは、劇症肝炎(げきしょうかんえん)や慢性肝炎の原因ウイルスといわれていますが、肝炎をおこしている肝臓の中でウイルスが増殖している証拠が見つかっていません。
 そのため、肝炎ウイルスではなく、ほかの病気の原因ウイルスではないかと一部の研究者によって疑われています。その1つが再生不良性貧血ですが、まだ詳しいことはわかっていません。

出典|小学館
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