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胎息 たいそく tāi xī

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世界大百科事典 第2版の解説

たいそく【胎息 tāi xī】

中国,道教の修行法の一つ。晋の葛洪(かつこう)の《抱朴子》によれば,仙人になるためには,呼吸法,房中術,服薬法の三つを心得る必要がある。このうち,呼吸法(行気)には疾病を治癒し,蛇虎を調伏し,飢渇を止め,寿命を延ばすなどの効用がある。胎息とは,この呼吸法の極致で,鼻や口を使わず,子供が胎内にいるときと同じように呼吸することであるという。また《後漢書》では,道士王真がこの胎息の実践により不老長生を得たと説く。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の胎息の言及

【呼吸】より

…これよりさき,中国では戦国時代に身体運動を伴う呼吸術である導引が行われていた。また道教が成立すると胎息という独自の呼吸法が説かれたが,これは胎児が母親の腹中で行う呼吸の方法とされ,不死の生命を得るための最終的な手段とされた。また道教では,吸気を下丹田に集めて精と結びつける還精という呼吸法が説かれているが,これは仏教の禅定で重視される丹田呼吸とも関連している。…

※「胎息」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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