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胚培養士 ハイバイヨウシ

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デジタル大辞泉の解説

はいばいよう‐し〔ハイバイヤウ‐〕【×胚培養士】

医療機関において人工授精顕微授精などの体外受精の操作を行う医療技術者。培養液の管理、精子や卵子の培養、顕微鏡下での受精操作、胚の凍結保存などを行い、生物学、細胞学、倫理学の知識が必要とされる。もとは医師が兼務することが多かったが、診療との両立が難しくなったことなどから、現在では、臨床検査技師、農学系大学・大学院などの出身者、薬剤師などが大半を占める。認定資格としては、日本哺乳動物卵子学会が講習と面接試験を行う「胚培養士」と、臨床エンブリオロジスト研究会が実地研修を行い認定する「臨床エンブリオロジスト」がある。培養士。胚細胞培養士。エンブリオロジスト。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

胚培養士

シャーレ内で精子と卵子を混合して受精を促したり、顕微鏡を使って精子を卵子に注入したりする作業のほか、受精卵の培養、精液検査、精子の凍結保存などを担う技術者。英語名で「エンブリオロジスト」とも呼ばれる国家資格ではないが、独自の認定資格を出している学会もある。現場では臨床検査技師などの国家資格者が兼務する場合も多い。

(2009-02-21 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

胚培養士
はいばいようし
embryologist

生殖補助医療にかかわる実際の操作を行う医療技術者。生殖補助医療胚培養士、エンブリオロジストともいう。培養液の作製および培養環境の管理、生殖細胞(卵子、精子および胚)の培養、授精操作(媒精、顕微授精)、凍結保存、記帳管理、受精卵子および胚の培養管理などのほか、生殖医学関連情報の収集、培養室の設計・管理などを行う。認定資格には、日本哺乳(ほにゅう)動物卵子学会が講習と面接試験を行って認定する「胚培養士」と、日本臨床エンブリオロジスト学会が研修と筆記試験および面接試験を行い認定する「臨床エンブリオロジスト」の2系統がある。どちらの場合も認定後は5年ごとに更新審査を受ける。受験資格として生物学や細胞病理学などの専門知識と、生殖補助医療に対する高い倫理観が要求される。かつては産婦人科医などが兼務することもあったが、現在では資格要件をみたす専門技術者が業務にあたることが多い。[編集部]

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