デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「能円」の解説 能円 のうえん 1140-1199 平安後期-鎌倉時代の僧。保延(ほうえん)6年生まれ。天台宗。平時子,平時忠の異父弟。治承(じしょう)3年法勝寺(ほっしょうじ)執行(しゅぎょう)となるが,平氏滅亡により備中(びっちゅう)(岡山県)に流される。娘の在子(承明門院)は後鳥羽天皇の妃となり,土御門(つちみかど)天皇を生んだ。正治(しょうじ)元年8月24日死去。60歳。俗姓は藤原。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by