脂油(読み)シユ

精選版 日本国語大辞典 「脂油」の意味・読み・例文・類語

し‐ゆ【脂油】

  1. 〘 名詞 〙しぼうゆ(脂肪油)
    1. [初出の実例]「脂油、鹻水、灰汁及び硫酸、塩酸、硝酸、醋酸等の稀薄たる者には」(出典:七新薬(1862)六)

脂油の語誌

古くは常温で固体油脂を脂、液体の油脂を油と呼び、両者を脂油、つまり現在の油脂の意味に用いたが、現在では常温で固体の油脂を脂肪、液体の油脂を脂肪油もしくは脂油という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む