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脊椎分離症 せきついぶんりしょうspondylolysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脊椎分離症
せきついぶんりしょう
spondylolysis

脊椎が上下関節突起の間の狭い部分で骨性連絡を欠き,椎体横突起,上関節突起から成る前部と,下関節突起,棘突起から成る後部とに分離した状態をいう。日本人には5~7%あると報告されている。分離部の可動性が大きい場合は,仙痛の原因となる。分離部の離開が大きくなって,上位椎体が下位に対して前方にずれた状態になり,脊椎すべり症へと進行するものもある。

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デジタル大辞泉の解説

せきついぶんり‐しょう〔‐シヤウ〕【脊椎分離症】

脊椎が、脊椎骨の関節を構成している上関節突起と下関節突起との間で分離し、前部と後部に分かれている状態。腰痛の原因となり、脊椎すべり症を起こすことが多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

せきついぶんりしょう【脊椎分離症 spondylolysis】

椎骨は前半分の椎体と後半分の椎弓とに分けられるが,椎弓の一部(上関節突起と下関節突起との間)で骨性連絡が欠如している状態を椎弓の分離と呼び,これに基づく症状があれば脊椎分離症という。原因としては先天性素因と後天性の疲労骨折説があり,家族内多発例や人種差など前者に関連した事実もあるが,青少年期の激しいスポーツにより多発するなど後天説を裏づける証拠も多く,より有力である。大多数は第5腰椎にみられ,日本の成人の約5%に発生する。

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大辞林 第三版の解説

せきついぶんりしょう【脊椎分離症】

椎骨が椎体を中心とする前部と棘突起を中心とする後部に分離している状態。第五・第四腰椎に多く見られる。

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