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西村京太郎 ニシムラキョウタロウ

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デジタル大辞泉の解説

にしむら‐きょうたろう〔‐キヤウタラウ〕【西村京太郎】

[1930~ ]推理作家。東京の生まれ。本名、矢島喜八郎。「天使の傷痕(きずあと)」で江戸川乱歩賞受賞。「寝台特急殺人事件」で人気を集め、「終着駅殺人事件」など鉄道をトリックに使った作品を多数執筆。トラベルミステリー第一人者となる。平成17年(2005)功績により日本ミステリー文学大賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

西村京太郎【にしむらきょうたろう】

小説家。本名矢島喜八郎。東京生れ。都立電機工業高校卒。国家公務員人事院)として勤務した後,トラック運転手,私立探偵など職を転々としながら推理小説を書く。1963年《歪んだ朝》でオール読物推理小説新人賞,1965年《天使の傷痕》で江戸川乱歩賞を受賞。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

西村京太郎 にしむら-きょうたろう

1930- 昭和後期-平成時代の推理作家。
昭和5年9月6日生まれ。各種の職業につく。昭和40年「天使の傷痕」で江戸川乱歩賞。トラベル-ミステリー「寝台特急殺人事件」で人気作家となり,ベストセラーを量産する。56年「終着駅(ターミナル)殺人事件」で日本推理作家協会賞。17年日本ミステリー文学大賞。東京出身。都立電機工業卒。本名は矢島喜八郎。作品はほかに「十津川警部白浜へ飛ぶ」「女流作家」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西村京太郎
にしむらきょうたろう
(1930― )

推理作家。本名矢島喜八郎。東京生まれ。都立電機工業学校卒業後、各種の職業を転々としたあげく、1961年(昭和36)『黒の記憶』、63年『歪(ゆが)んだ朝』(『オール読物』推理小説新人賞)で推理小説界にデビュー。65年『天使の傷痕(きずあと)』で江戸川乱歩賞を受賞。身障者を題材にした『四つの終止符』(1964)、スパイ小説『D機関情報』(1966)、未来小説『おお21世紀』(1969。『21世紀のブルース』と改題)、ユーモア推理『名探偵なんか怖くない』(1971)、内外の名探偵をパロディー化した『名探偵が多すぎる』(1972)、アイヌ問題を扱った『殺人者はオーロラを見た』(1973)などを書いたあと、『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』(1978)、『終着駅(ターミナル)殺人事件』(1980。日本推理作家協会賞)などを発表して、「トラベル・ミステリー」を開拓した。これらの作品では、十津川(とつがわ)、亀井という2人の刑事がコンビを組んで事件を解決するが、以後、この「十津川警部シリーズ」で西村はベストセラー作家となる。十津川警部は、1973年刊の『赤い帆船』や『日本ダービー殺人事件』(1977)あたりから登場し(『赤い帆船』では警部補)、十津川警部が登場する作品は250冊を超えている。2001年(平成13)には、神奈川県湯河原町に西村京太郎記念館がオープン、彼の300余点の全著作と生原稿、鉄道ジオラマなどが展示されている。1997年、日本文芸家クラブ大賞・特別賞受賞。[厚木 淳]
『『西村京太郎長編推理選集』全15巻(1987・講談社) ▽『浅草偏奇館の殺人』(1996・文芸春秋) ▽『女流作家』(2000・朝日新聞社) ▽『おれたちはブルースしか歌わない』(2002・講談社) ▽『歪んだ朝』『21世紀のブルース』『赤い帆船』(角川文庫) ▽『天使の傷痕』『四つの終止符』『D機関情報』『太陽と砂』『名探偵なんか怖くない』『名探偵が多すぎる』『名探偵も楽じゃない』『名探偵に乾杯』『殺人者はオーロラを見た』(講談社文庫) ▽『日本ダービー殺人事件』(集英社文庫) ▽『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』『終着駅(ターミナル)殺人事件』(光文社文庫) ▽池田光雅著『拝啓 十津川迷警部殿』(1988・冬樹社) ▽山村正夫著『推理文壇戦後史(4)ミステリーブームの軌跡をたどる』(1989・双葉社) ▽十津川警部応援会著『十津川警部の真実』(1998・コスミックインターナショナル) ▽郷原宏編『西村京太郎読本』(1998・ケイエスエス)』

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