臭亀(読み)クサガメ

デジタル大辞泉 「臭亀」の意味・読み・例文・類語

くさ‐がめ【臭亀/草亀】

カメヌマガメ科爬虫はちゅう類。淡水にすみ、甲長約20センチ、暗褐色で首に淡黄色の模様がある。独特の悪臭を出す。北海道を除く日本各地、朝鮮半島台湾・中国東部に分布
カメムシ別名

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精選版 日本国語大辞典 「臭亀」の意味・読み・例文・類語

くさ‐がめ【臭亀・草亀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ヌマガメ科の淡水生のカメ。甲長約二〇センチメートル。背甲は黒褐色で、三本の顕著な縦走隆起がある。イシガメに似るが、より甲に厚みがあり、甲の各板の縁が黄色なので区別できる。川や沼などにすみ、養殖もされて、愛玩用に市販される。四肢の付け根から臭液を出すところからの名。本州以南の各地、朝鮮、中国などに分布。〔博物図教授法(1876‐77)〕
  3. 昆虫かめむし(椿象)」の異名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「臭亀」の解説

臭亀 (クサガメ)

学名Chinemys reevesi
動物。ヌマガメ科のカメ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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