興玉神社(読み)こだまじんじや

日本歴史地名大系 「興玉神社」の解説

興玉神社
こだまじんじや

[現在地名]都城市安久町 正応寺

都城盆地の南端鰐塚わにつか山系の北裾野に位置し、正応しようおう寺跡より約七〇〇メートル下った麓の辺りにある。旧安久やすひさ宮園みやぞのに鎮座していた久玉くだま大明神を明治六年(一八七三)に古くから現在の地にあった外山とやま権現と合祀して興玉神社と改称した(神社明細帳)。したがって地元の古老は今でもくだま神社とよんでいる。祭神猿田彦命少彦名命・大名持命。旧村社。

久玉大明神は元禄一一年(一六九八)の神社由緒調帳写(都城島津家文書)にその神名がみえ、格護は野村金左衛門、本地は弥陀・薬師・観音とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む