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船手 フナテ

デジタル大辞泉の解説

ふな‐て【船手】

船の通路。航路。
「野も山も雪降りぬれば跡絶えて―に残る冬の通ひ路」〈隆信集
兵船の軍勢。水軍。
「―の勢は、九鬼大隅守、島津陸奥守」〈太閤記・一三〉
船手頭(ふなてがしら)」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ふなて【船手】

船の通りみち。航路。 「 -に残る冬の通ひ路/隆信集」
軍船の軍勢。水軍。 「我も今朝より-に廻り/浄瑠璃・千本桜」
船の事を取り扱う人。また、船乗り。 「おいらも-の人足だから/滑稽本・八笑人」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の船手の言及

【伊勢水軍】より

…このころより,紀伊国牟婁郡九木浦に根拠を持つ九鬼氏が志摩方面に勢力を伸ばし,戦国期末には志摩一円を支配するに至る。これに伴い,和具氏らの小土豪はその傘下に入り,向井氏,小浜氏は伊勢地方を追われて甲斐武田氏と結び,後には船手として徳川氏の家臣団に編入されていった。九鬼嘉隆は,織豊政権の水軍組織の中核として,石山本願寺攻撃,文禄・慶長の役等に功をあげ,九鬼氏は大名に成長したが,江戸初期に移封。…

※「船手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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