芝草(読み)シソウ

デジタル大辞泉の解説

し‐そう〔‐サウ〕【芝草】

マンネンタケの別名。
「俗(くにひと)、―といふことを知らずして、みだりに菌(たけ)と言へるか」〈皇極紀〉
しばくさ。しば。〈日葡

しば‐くさ【芝草】

」に同じ。

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大辞林 第三版の解説

しそう【芝草】

しば草。しば。 「香煙窓を出づるも-覆ひて人無し/盛衰記 48
マンネンタケの異名。

しばくさ【芝草】

しば」に同じ。 「立ちかはり古き都となりぬれば道の-長く生ひにけり/万葉集 1048

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精選版 日本国語大辞典の解説

し‐そう ‥サウ【芝草】

〘名〙 きのこの一種で、瑞相(ずいそう)をあらわすとされた草。万年茸(まんねんだけ)。幸茸(さいわいたけ)
※書紀(720)皇極三年三月(岩崎本室町時代訓)「押坂直と童子とに、菌羹(たけのあつもの)を喫(く)へるに由りて、病無くして寿し。或人の云はく、盖し、俗(くにひと)、芝草(シサウ)といふことを知らずして妄に菌(たけ)と言(い)へるか」

しば‐くさ【芝草】

〘名〙 =しば(芝)
※続日本紀‐慶雲三年(706)三月丁巳「若有百姓採柴草。仍奪其器。令大辛苦
※万葉(8C後)六・一〇四八「立ちかはり古き京となりぬれば道の志婆草(シバくさ)長く生ひにけり」

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世界大百科事典内の芝草の言及

【芝生】より

…本来丈の低い葉の密生した植物が一面に生じている場所をいうが,現在は芝生用植物(芝または草の場合は芝草ともいう)を観賞,修景,スポーツ,レクリエーション,地表面保護などの目的で低く群生するようにつくられた場所を指している。
[利用の歴史]
 最初の利用についてははっきりしないが,草原がスポーツ,レクリエーション,地表面保護などに利用された例は古くからあったと考えられる。…

※「芝草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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