事典 日本の地域ブランド・名産品 「花御所柿」の解説
花御所柿[果樹類]
はなごしょかき
鳥取県東部の因幡地方でのみ栽培される非常に珍しい甘柿。約200年前に八頭郡八頭町花地区の野田五郎助が大和国(現・奈良県)の御所柿を渋柿に接木したのが始まりといわれている。そのため当時は五郎助柿と呼ばれていたが、のちに地名をとって花御所柿と名づけられた。糖度が20度以上で甘く、ほんのりと渋みが口に残る。収穫期が他の品種に比べて遅いため、進物用として販売されることが多い。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報