若山勿堂(読み)わかやま ぶつどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「若山勿堂」の解説

若山勿堂 わかやま-ぶつどう

1802-1867 江戸時代後期の儒者
享和2年生まれ。江戸にでて佐藤一斎にまなび,天保(てんぽう)年間に美濃(みの)(岐阜県)岩村藩の儒員,文久3年には昌平黌(しょうへいこう)の儒官となる。門下勝海舟,板垣退助ら。慶応3年7月16日死去。66歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。名は拯。通称は壮吉。著作に「論語私記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android