茅土(読み)ぼうど

精選版 日本国語大辞典 「茅土」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐どバウ‥【茅土】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国古代天子諸侯を封ずるとき、その方角にあたる色の土を、白茅に包んで与えたことによる ) 諸侯を封ずること。また、その封土
    1. [初出の実例]「漢阿衡之賜甲第。金鳳飛茅土之風」(出典本朝文粋(1060頃)九・宇治別業即事詩序〈大江以言〉)
    2. 「天料僻遠に散処するを以て、有功公卿の茅土に充てば」(出典:公議所日誌‐一二・明治二年(1869)五月)
    3. [その他の文献]〔李陵‐答蘇武書〕

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普及版 字通 「茅土」の読み・字形・画数・意味

【茅土】ぼうど

茅社

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