草質(読み)クサダチ

精選版 日本国語大辞典 「草質」の意味・読み・例文・類語

くさ‐だち【草質】

  1. 〘 名詞 〙 本草学で、灌木で草の性質を帯びたものをいう。柔軟で、木化肥大生長はほとんどなく、また、年輪もできない。また、木本に対する草本をいう。
    1. [初出の実例]「芍薬は牡丹に似て草本(クサタチ)なり」(出典小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android