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肥大生長 ひだいせいちょう thickening growth

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

肥大生長
ひだいせいちょう
thickening growth

植物学上の用語としては,高等植物の茎や根の軸方向の生長を伸長というのに対して,直径の方向に大きくなる生長を肥大生長という。1次的には,頂端で細胞が新生され,それらの細胞が個々に伸長することによる生長,2次的には,形成層を生じ,それの外側に師管を,内側に木部を新生するような形で太さが増大する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ひだい‐せいちょう〔‐セイチヤウ〕【肥大生長】

植物の茎や根が太くなる現象。形成層の細胞分裂によって起こり、木本植物に著しい。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひだいせいちょう【肥大生長 thickening growth】

植物の茎や根がその上下軸に対して直角の方向に増大する生長をさし,二次生長あるいは二次肥大生長ともいわれる。このような植物体の胴まわりを太くする生長は,木本性双子葉植物裸子植物単子葉植物の限られた種(センネンボク)などにみられる。現存のシダ類にはほとんどみられないが,化石シダ類のなかには二次生長の証拠を示すものがある。一次生長が茎および根の頂端分裂組織による細胞数の増加と個々の細胞の伸長によるのに対して,二次生長は維管束形成層のはたらきによる木部と師部の新生によっておこる。

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大辞林 第三版の解説

ひだいせいちょう【肥大生長】

茎や根の形成層の細胞分裂により軸の直角方向に行われる生長。その結果、木部や師部が新しく生ずる。二次生長。二次肥大生長。

出典|三省堂
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