荏原製作所(株)(読み)えばらせいさくしょ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

荏原製作所(株)
えばらせいさくしょ

ポンプの日本最大手企業。1912年(大正1)畠山一清(はたけやまいっせい)が、水力学の権威であった東京帝国大学井口在屋(いのくちありや)博士の渦巻ポンプに関する理論を事業化するため「ゐのくち式機械事務所」を開設、20年にこれを荏原製作所に改組した。日本初の軸流ポンプ、ターボ冷凍機、水道用急速濾過(ろか)装置などを相次いで完成した。第二次世界大戦後はさらに、欧米有力企業と技術、資本提携をしながら、油圧機器、原子力機器、公害防止装置などの分野にも進出、各種のプラントも手がけている。販路は広く海外にも及ぶ。資本金約612億円(2007)、売上高5672億円(2008。連結ベース)。羽田、袖ケ浦など国内に4工場をもつほか、神奈川県藤沢市には総合研究所がある。[中村清司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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