荒間村(読み)あらまむら

日本歴史地名大系 「荒間村」の解説

荒間村
あらまむら

[現在地名]土佐町有間ありま

栗木くりのき村の西南に位置する山間の村。「土佐州郡志」には「有間村」と記され、東西南北とも一里で「其土黒」とあり、小村として東谷村を記す。もり郷の一。天正一五年(一五八七)の森村地検帳に「有間名」とみえ、検地面積八反余、うち畠分二反余・屋敷分六反余。屋敷六、うち居屋敷五。同年の森村高山切畑地検帳によれば切畑の検地面積一町九反余で、小豆・蕎麦・麦・芋・稗を作っている。

荒間村
あらまむら

[現在地名]小矢部市荒間

千石せんごく村の東に位置する山間村湯道丸ゆどうまる(子撫川支流)の源流域。元和五年(一六一九)の家高新帳に村名がみえ、役家数五、峠組に属する。正保郷帳では高一二五石余、田方三町三反余・畑方五町余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一六三石・免五ツ一歩、小物成は山役三八〇目・蝋役三匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android