菅実秀(読み)すげ さねひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅実秀」の解説

菅実秀 すげ-さねひで

1830-1903 幕末-明治時代の武士,官吏
文政13年1月8日生まれ。出羽(でわ)鶴岡藩(山形県)藩士戊辰(ぼしん)の敗戦処理に手腕を発揮し,家老にすすむ。このとき西郷隆盛厚遇で藩の危機がすくわれたことを知る。以後西郷に師事し鹿児島藩の諸政策を参考にした。大泉藩権大参事,酒田県権参事を歴任。西南戦争後,「南洲翁遺訓」を刊行。明治36年2月17日死去。74歳。通称は善太右衛門。号は臥牛(がぎゅう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む