(読み)スズナ

精選版 日本国語大辞典 「菘」の意味・読み・例文・類語

すず‐な【菘・菁・鈴菜】

  1. 〘 名詞 〙かぶ(蕪)」の異名。春の七草一つ。《 季語・新年‐冬 》
    1. [初出の実例]「七種 薺 蘩蔞(はこへら) 芹 菁(ススナ) 御形(こきゃう) 須々代(すすしろ) 仏座」(出典河海抄(1362頃)一三)
    2. 「あつものに舌(した)ぶりをする鈴(スズ)な哉〈一正〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「菘」の解説

菘 (キョウナ)

学名Brassica campestris var.japonica
植物アブラナ科の一~二年草,園芸植物

菘 (スズナ)

植物。アブラナ科の越年草,園芸植物。カブの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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