葉蝋石(読み)ヨウロウセキ

デジタル大辞泉 「葉蝋石」の意味・読み・例文・類語

ようろう‐せき〔エフラフ‐〕【葉×蝋石】

アルミニウムの含水珪酸塩けいさんえん鉱物単斜晶系。白ないし帯褐緑色で、真珠光沢がある。ふつう塊状で産出し、軟らかい。蝋石ろうせき主成分鉱物

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精選版 日本国語大辞典 「葉蝋石」の意味・読み・例文・類語

ようろう‐せきエフラフ‥【葉蝋石】

  1. 〘 名詞 〙 アルミニウムの含水珪酸塩鉱物の一種蝋石主成分で、印材耐火物などに使われる。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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百科事典マイペディア 「葉蝋石」の意味・わかりやすい解説

葉蝋石【ようろうせき】

パイロフィライトとも。蝋石の主要鉱物。組成はAl2Si4O1(/0)(OH2。おもに長石熱水変質で生じ結晶片岩中に多く産する。無色または白,黄,淡青色などで,緻密(ちみつ)でなめらか。単斜晶系または三斜晶系。へき開は完全で葉片状にはがれる。硬度1〜2,比重2.65〜2.90。耐火物,紙やゴム充填(じゅうてん)材などに利用。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「葉蝋石」の意味・わかりやすい解説

葉蝋石
ようろうせき

「パイロフィライト」のページをご覧ください。

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