薑黄(読み)キョウオウ

デジタル大辞泉 「薑黄」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おう〔キヤウワウ〕【×薑黄/×姜黄】

ショウガ科多年草。高さ約1メートル。ウコンに似るが、葉は長楕円形裏面に毛がある。春から初夏赤みがかった白い花穂状につける。根茎は黄色く、香りがあり、漢方薬用インド原産春鬱金はるうこん

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精選版 日本国語大辞典 「薑黄」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おうキャウワウ【薑黄・姜黄】

  1. 〘 名詞 〙 ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産で、インド、東南アジア、中国、沖縄にも自生状に生育し、まれに栽培もされる。高さ約一メートル。葉は長柄をもち根生、長さ約一メートルの長楕円形で先端がとがり裏面には短毛を生じる。五~六月、若葉の出る頃その側方に高さ約三〇センチメートルの花茎を出す。花序には長さ約五センチメートルの円形の苞(ほう)が多数重なり合い、苞は緑白色で頂部は紅色。黄白色に淡紅色のぼかしのある筒形の花を各苞葉の間に二個ずつ開く。根茎は楕円形の塊状で内部は黄色で芳香があり、ウコンのかわりに薬用または染料にする。はるうこん。〔本草和名(918頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「薑黄」の解説

薑黄 (キョウオウ)

学名Curcuma aromatica
植物。ショウガ科の多年草,薬用植物

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