薩摩踊(読み)さつまおどり

精選版 日本国語大辞典 「薩摩踊」の意味・読み・例文・類語

さつま‐おどり‥をどり【薩摩踊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 盆踊り一つ。昔、薩摩国鹿児島県)で行なわれたもの。それが諸国に流布し、兵庫県淡路や奈良県などの盆踊りにその名が残っている。
  3. 高知県や南九州地方で行なわれる芸能。棒、長刀などを互いに軽く打ち合って踊る踊り。棒踊り。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「薩摩踊」の解説

薩摩踊
(通称)
さつまおどり

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
名慕薩摩踊
初演
明治32.6(東京明治座)

薩摩踊
さつまおどり

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
明治25.3(大阪・浪花座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「薩摩踊」の解説

薩摩踊

長野県飯山市の盆踊。江戸時代の藩主・本多家の家臣が、江戸で薩摩藩士から教わった踊りを持ち帰ったものとする説がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android