薬徴(読み)やくちょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「薬徴」の意味・わかりやすい解説

薬徴
やくちょう

江戸時代の薬書。1771年(明和8)に吉益東洞(よしますとうどう)が著した。彼は古方派医者で実践家であり、本書自ら治験に基づいて書いた。収載薬物数は53種、薬効などは『傷寒論』に基づいており、従来の中国本草の説は排斥されている。著者の没後、1784年(天明4)刊。

[難波恒雄・御影雅幸]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む