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藁半紙 ワラバンシ

大辞林 第三版の解説

わらばんし【藁半紙】

藁の繊維にミツマタまたはコウゾの繊維を混ぜて漉いた粗末な半紙。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藁半紙
わらばんし

イネの藁を原料とした紙のこと。『正倉院文書』に藁葉紙(わらはがみ)、波和良紙(はわらがみ)などの紙名があるように、すでに奈良時代からみられる。従来の半紙はコウゾ(楮)やミツマタ(三椏)を原料として漉(す)いていたが、明治時代になると、価格の低下が図られて原料に藁を混入するようになった。安価なため紙質は弱いが、一時大衆に受けた。のちにはかわりに木材パルプが用いられるようにもなった。[町田誠之]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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