藤原成経(読み)ふじわらの なりつね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原成経」の解説

藤原成経 ふじわらの-なりつね

1156-1202 平安後期-鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
保元(ほうげん)元年生まれ。藤原成親の長男。母は藤原親隆の娘。安元3年(1177)鹿ケ谷(ししがたに)の平氏打倒の謀議にくわわり,俊寛,平康頼とともに薩摩(さつま)(鹿児島県)鬼界ケ島に流された。翌年平徳子(建礼門院)懐妊大赦で京都にもどる。建久元年参議となり,のち皇太后宮大夫,正三位建仁(けんにん)2年3月19日死去。47歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の藤原成経の言及

【アコヤガイ(阿古屋貝)】より

…養殖真珠の母貝に使うウグイスガイ科の二枚貝(イラスト)。真珠をとるのでシンジュガイともいう。殻の高さ7.5cm,長さ7cm,膨らみ3cmに達する。左殻は右殻よりも膨らむ。形は一定しないが四角形状。殻表はふつう黒褐色で黒紫色の雲状斑や赤色,緑色,黄色などの色帯が殻頂から放射状に出,成長脈に沿って雲母状片が重なったようになるが,成長するとそれらを失って滑らかになり,動植物が付着し汚れる。右殻の前縁には足糸が出る隙間があり,糸を出して岩などに付着する。…

※「藤原成経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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