藤原正家(読み)ふじわらの まさいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原正家」の解説

藤原正家 ふじわらの-まさいえ

1026-1111 平安時代中期-後期官吏,漢詩人。
万寿3年生まれ。藤原家経の子。文章博士(もんじょうはかせ),右大弁,式部大輔(たいふ)を歴任。正四位下にいたる。博士として大江匡房(まさふさ)とならび称され,堀河天皇の侍読もつとめた。詩文は「本朝続文粋(もんずい)」などに,和歌勅撰集に3首がはいっている。天永2年10月12日死去。86歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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