虎榜(読み)こぼう

精選版 日本国語大辞典 「虎榜」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぼう‥バウ【虎榜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「虎」は俊才のたとえ ) 龍虎榜の略称中国で、進士試験の合格者を発表する掲示板。転じて、進士の及第者。
    1. [初出の実例]「隴西の李徴は博学才頴、天宝の末年、若くして名を虎榜(コバウ)に連ね」(出典山月記(1942)〈中島敦〉)

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普及版 字通 「虎榜」の読み・字形・画数・意味

【虎榜】こぼう(ばう)

進士及第者の掲示板。〔唐書、文芸下、欧陽伝〕士に擧げられ、韓・李・李絳~と第を聯(つら)ぬ。皆天下のなり。時に虎榜とす。(びん)の人の士に第するは、(せん)より始まる。

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