デジタル大辞泉 「虚位」の意味・読み・例文・類語 きょ‐い〔‐ヰ〕【虚位】 1 空席となっている地位。空位。2 実権の伴わない名目だけの地位。「王室は全く―を擁するが如き」〈田口・日本開化小史〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「虚位」の意味・読み・例文・類語 きょ‐い‥ヰ【虚位】 〘 名詞 〙① 空席となっている地位。空しくあいている地位。空位。〔文心彫龍‐神思〕② 実権の伴わない地位。本来の権限を失った名目だけの地位。[初出の実例]「政権一度び王室を去てより天子は唯虚位を擁するのみ」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)[その他の文献]〔晉書‐礼志〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「虚位」の読み・字形・画数・意味 【虚位】きよい(ゐ) 実権のない地位。空位。〔南史、恩倖、法亮伝〕(呂)度、外監と爲り、專ら兵を制して軍を領し、將軍は位を守るのみ。字通「虚」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報