虚虚実実(読み)キョキョジツジツ

デジタル大辞泉の解説

きょきょ‐じつじつ【虚虚実実】

《「」は備えにすきがあり、「実」は備えが堅い》相手の備えの堅いところを避け、すきをねらい、互いに計略秘術の限りを尽くして戦うこと。虚実。「虚虚実実の駆け引き」

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精選版 日本国語大辞典の解説

きょきょ‐じつじつ【虚虚実実】

〘名〙 (「虚」は備えのすき、「実」は堅い備えの意) 相手の虚をつき、実を避けるなど、計略、秘術を尽くしてわたりあうこと。虚実。
※浄瑠璃・信州川中島合戦(1721)五「切込む刀の虚々実々謙信呉子が秘術をつくせば信玄孫子が心をねり」

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四字熟語を知る辞典の解説

虚虚実実

相手の虚をつき、実を避けるなど、計略、秘術を尽くしてわたりあうこと。

[使用例] 千変万化虚々実々、喜怒哀楽の七情をば、臨機応変にもてあそびて[坪内逍遙当世書生気質|1885~86]

[使用例] 二十年近い努力で、身につけた眼ききのや顧客や商売仲間を綾なす虚々実々の腕は、芸道秘伝のようなもので[円地文子光明皇后の絵|1951]

[解説] 「虚実」を強調した語。「虚」は中味がからの意から備えのすき、「実」は中味がいっぱいの意から堅固な備えの意。商売や交渉のかけひきなどにもいいます。

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