ハエを駆除する仕掛け。明治時代の《台所重宝記》には石油を入れたたらいを天井にとまっているハエにかぶせたり,モチの棒を下げるなどの当時のくふうが見られる。同じころ,理髪店やそば屋では,ガラス製の“蠅除け光り珠”をつるすことが流行していた。シュロの葉を短く切ったハエ叩きは簡便で必需品だった。粘着紙に誘引剤を塗付したものがハエ取りリボンで,室内につるしておくとおもにヒメイエバエが取れる。ハエ取り紙は粘着紙を水平に開いて置くものでイエバエが取れる。ガラスや金網製のハエ取り器は,餌を中に置き集まったハエが逃げないようにしたもの。このほか,円筒や円盤に餌を塗付して捕らえる回転式ハエ取り器や天井にとまっているハエをつかまえるためのらっぱ型ハエ取り器なども家庭で使われていたが,最近では見られなくなった。
執筆者:北村 賀世子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新