袋虫(読み)フクロムシ

デジタル大辞泉 「袋虫」の意味・読み・例文・類語

ふくろ‐むし【袋虫】

根頭目フクロムシ科の甲殻類総称カニエビヤドカリなどの腹部に寄生する。体は袋状で、根のような突起宿主体内に入れて養分を吸収し、宿主に去勢現象を起こす。

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精選版 日本国語大辞典 「袋虫」の意味・読み・例文・類語

ふくろ‐むし【袋虫・嚢虫】

  1. 〘 名詞 〙 節足動物甲殻類根頭目に属し、カニ・ヤドカリの腹部に寄生する動物。からだは嚢状・楕円状で、多数糸状突起を宿主内に入れ栄養物を吸収する。体の主部卵巣精巣で充満している。これに寄生された宿主の雄の七〇パーセントに雌化が起こり、第二次性徴の変化が起こるので有名。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「袋虫」の解説

袋虫 (フクロムシ)

動物。根頭目の海産動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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