西方国雄(読み)ニシカタ クニオ

20世紀日本人名事典 「西方国雄」の解説

西方 国雄
ニシカタ クニオ

昭和期の歌人



生年
大正5(1916)年5月17日

没年
昭和43(1968)年1月21日

出生地
新潟県新潟市

経歴
高等小学校卒業後、家業の屋根葺き職を継ぐ。傍ら、歌人として活躍、昭和11年「ポトナム」、16年「アララギ」に入会天理教布教師でもあり、ユーモラスで生活に根ざした歌を詠んだ。著書に「西方国雄歌集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西方国雄」の解説

西方国雄 にしかた-くにお

1916-1968 昭和時代の歌人。
大正5年5月17日生まれ。昭和の初め生地新潟市で家業の屋根職をつぐ。16年アララギにはいり,土屋文明にまなぶ。24年新潟アララギ会をつくる。貧困,家族の病気・不和のなかで,晩年はがんとたたかいながら作歌活動をつづけた。昭和43年1月21日死去。51歳。死後に「西方国雄歌集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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