見付き(読み)ミツキ

デジタル大辞泉 「見付き」の意味・読み・例文・類語

み‐つき【見付き】

外から見たようす。見かけ。外観
「―の小さいホテルの入口があった」〈荷風・ふらんす物語
みつけ(見付)2」に同じ。
みつけ(見付)3」に同じ。
「―の枝を折ると申すは余り心ない事ぢゃ」〈虎寛狂・花盗人

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精選版 日本国語大辞典 「見付き」の意味・読み・例文・類語

み‐つき【見付・見附】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物を外から見た様子。外観。見かけ。
    1. [初出の実例]「紙屋は又呉服屋を望み、次第に見付のよき事を好みて」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)六)
  3. みつけ(見付)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「間口の広い古風な構へで、表二階の外からの見付(ミツキ)にある左右の壁は」(出典:こしかたの記(1961)〈鏑木清方〉湯島の住居)
  4. みつけ(見付)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「下手に九足(しゃく)の角力茶屋、見附(ミツ)きに画ビラなど大分に張ってあり」(出典:歌舞伎・極附幡随長兵衛(1881)序幕)
  5. みつけ(見付)[ 一 ]

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