見忘れる(読み)ミワスレル

デジタル大辞泉 「見忘れる」の意味・読み・例文・類語

み‐わす・れる【見忘れる】

[動ラ下一][文]みわす・る[ラ下二]
以前に見たものや人の顔などを忘れて思い出せない。「卒業生の顔を―・れる」
見るのを忘れる。「天気予報を―・れる」
[類語]見逃す見過ごす見落とす見損なう見失う見損ずる油断気を抜く不覚不注意不用意すき目を離す目を逸らす

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精選版 日本国語大辞典 「見忘れる」の意味・読み・例文・類語

み‐わす・れる【見忘】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]みわす・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 前に見た記憶を失って、今見ても思い出さなくなる。
    1. [初出の実例]「はしきやし誰にさはれかも玉ほこのみち見遺(みわすれ)て君が来まさぬ」(出典万葉集(8C後)一一・二三八〇)
    2. 「彼は秋帆が彼を見忘れたのぢゃないかと思ったから」(出典:都会の憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉)
  3. 見ることを忘れる。

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