計較(読み)ケイカク

デジタル大辞泉 「計較」の意味・読み・例文・類語

けい‐かく【計較】

[名](スル)けいこう(計較)」の慣用読み

けい‐こう〔‐カウ〕【計較】

[名](スル)《慣用読みで「けいかく」とも》はかりくらべること。比較してみること。
戦い勝敗を―し」〈染崎延房・近世紀聞〉

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精選版 日本国語大辞典 「計較」の意味・読み・例文・類語

けい‐かく【計較】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「かく」は「較」の慣用音 ) =けいこう(計較)〔布令必用新撰字引(1869)〕
  3. けいかく(計画)
    1. [初出の実例]「府庁の土木課より計較(ケイカク)さるる道路修繕」(出典最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎三三)

けい‐こう‥カウ【計較】

  1. 〘 名詞 〙 はかりくらべること。比較してみること。けいかく。
    1. [初出の実例]「計較己窮分別絶、石頭当日見青原」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・道号・思菴)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐治家〕

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普及版 字通 「計較」の読み・字形・画数・意味

【計較】けいこう(かう)

はかりくらべる。計校。〔三国志、呉、胡綜伝〕昔許子、袁(術)を舍(す)てて曹(操)に就く。規畫計、應(まさ)に受せらるべしと。に袁軍を破り、以て曹の業を定む

字通「計」の項目を見る

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