日本歴史地名大系 「誓願寺跡」の解説
誓願寺跡
せいがんじあと
「天文日記」天文五年(一五三六)三月二日条に「今日之斎、箕浦誓願寺頭たる間つとめ候」とあり、本願寺実如の命日の頭人を勤めるとともに、同一二年一〇月三日条には「就当番之儀、箕浦誓願寺以栗餅樽持参」とあり、番役にも勤仕している。また同二一年二月二八日条には「来二日頭雖為箕浦誓願寺、在所并中郡、依錯乱門徒散在之間、為軽志五百疋来」ともある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報