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誤嚥性肺炎 ごえんせいはいえん Aspiration pneumonia

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知恵蔵miniの解説

誤嚥性肺炎

食べ物や唾液などが誤って食道ではなく気管に入り、肺に流れ込んだ細菌が繁殖することで起こる肺炎。高齢者や脳梗塞の後遺症がある患者など、飲食物を飲み込む嚥下(えんげ)機能が衰えている人に起こりやすい。誤嚥による肺炎を繰り返すと抗生物質が効きにくくなるため治療が困難となり、死に至るケース少なくない。そのため、口腔を清潔に保つ、食べ物をゆっくりよく噛んで飲み込む、食事にとろみをつけるといった予防が重要とされている。

(2014-4-16)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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デジタル大辞泉の解説

ごえんせい‐はいえん【誤×嚥性肺炎】

嚥下性肺炎

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

誤嚥性肺炎
ごえんせいはいえん

誤嚥により発症する肺炎。嫌気性菌など細菌の繁殖により炎症を起こすもので、「嚥下(えんげ)性肺炎」あるいは「吸引性肺炎」ともよばれ、「誤飲性肺炎」も同義として扱われることもある。とくに高齢者や認知症患者の誤嚥による窒息の危険性や誤嚥性肺炎が問題となっている。耳鼻咽喉(いんこう)科や口腔外科などで行われる手術後や喉頭麻痺(まひ)などでみられる嚥下機能障害、あるいは脳梗塞(こうそく)やてんかんなどによる意識障害が原因となるほか、麻酔の導入期、気管切開や経管栄養時、泥酔やアルコール性昏迷(こんめい)、薬物中毒などでもみられる。肺の毛細血管内から水分が肺の間質へ移行する間質性肺水腫(しゅ)、さらには肺胞腔内に流出する肺胞性肺水腫、あるいは肺の組織破壊から膿汁(のうじゅう)がうっ滞する肺膿瘍(よう)(肺化膿症)などに至る場合があり、呼吸困難を伴うこともある。治療は気管内異物の除去と抗生物質投与のほか、嚥下反射や咳(せき)反射を促す薬物療法も検討される。[編集部]

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