(読み)カイ

デジタル大辞泉 「誨」の意味・読み・例文・類語

かい【誨】[漢字項目]

[音]カイ(クヮイ)(漢)
知らない者を教えさとす。「誨淫かいいん教誨訓誨
[名のり]こと・のり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「誨」の読み・字形・画数・意味


14画

[字音] カイ(クヮイ)
[字訓] おしえる

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 形声
声符は(毎)(まい)。(悔)・(かい)の声がある。〔説文〕三上に「曉(さと)しふるなり」とあり、金文の「誨(てうくわい)」は〔詩〕の「」、また「誨(くわいいう)」は「謀」の意で、ともに神事に関する語。もと祭事を教える意であろう。

[訓義]
1. おしえる、さとす、しめす。
2. おしえ。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕誨 ヲシフ 〔立〕誨 ヲシフ・アキラム・ミチビク・イマシム

[熟語]
誨育・誨誨益・誨化誨戒・誨教・誨言誨示誨授誨奨誨稚誨勅誨迪・誨導誨諭・誨誨誘・誨利
[下接語]
遺誨・慰誨・誡誨勧誨・規誨・鞠誨・教誨・訓誨・啓誨・高誨・講誨・告誨・指誨・示誨・慈誨・授誨・諄誨・垂誨・聖誨・善誨・納誨・勉誨・誘誨

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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