読心術(読み)どくしんじゅつ

大辞林 第三版の解説

どくしんじゅつ【読心術】

顔の表情や筋肉の動きによって相手の心の中を読みとる術。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

読心術
どくしんじゅつ
mind-reading

他の人の心の内容を読み取ること。表情その他の手掛りを利用する場合、感覚的手掛りのまったくない場合、すなわちテレパシーを含み広い意味で用いられる。精神的修練により得られるとされる超常的能力、仏教における六神通(ろくじんつう)の一つ「他心通」、『ヨガスートラ』に述べられている「他人の心を見透(みとお)す力」などとも同義である。見せ物として、さくらを用いたり、観客が気づかぬ手掛り、たとえば身体に直接あるいは紐(ひも)や棒などで間接に触れて微細な筋肉反応を利用したりして、人の心を当てることをいう場合もある。類語に思想伝達thought-transference、読想術thought-reading、読筋術muscle-readingなどがある。[大谷宗司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

どくしん‐じゅつ【読心術】

〘名〙 顔の表情や、身体の筋肉の動きなどから相手の心の中の動きを知る術。
※春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉梓神子「欧米には此者あるか無きか知らずメズマリズムといふも読心術(ドクシンジュツ)といふも其用太く異なれり」

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