読誤る(読み)ヨミアヤマル

デジタル大辞泉 「読誤る」の意味・読み・例文・類語

よみ‐あやま・る【読(み)誤る】

[動ラ五(四)]
まちがって読む。「名前を―・る」「―・りやすい字」
意味内容を取り違える。まちがって理解する。判断しそこなう。「主旨を―・る」「情勢を―・る」
[類語]読み違える読み落とす読み過ごす誤読

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「読誤る」の意味・読み・例文・類語

よみ‐あやま・る【読誤】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 文字などをまちがって読む。読みまちがえる。よみあやまつ。
    1. [初出の実例]「読誤(アヤマ)りたる体にて、楞厳院を慢厳院とぞ読たりける」(出典太平記(14C後)一)
  3. ことばの意味や文章の意味をあやまって理解する。解釈しそこなう。読みそこなう。
  4. 推測しそこなう。状況などの察知に失敗する。「相手出方を読み誤る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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