調理台(読み)ちょうりだい

精選版 日本国語大辞典 「調理台」の意味・読み・例文・類語

ちょうり‐だい テウリ‥【調理台】

〘名〙 料理を作るための台。
渦巻ける烏の群(1928)〈黒島伝治〉一「調理台で、牛蒡を切ってゐる吉永南京袋前掛けをかけたまま入口へやって来た」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「調理台」の意味・わかりやすい解説

調理台
ちょうりだい

調理のための台であるが、普通には流し台、こんろ台などとともに、ユニットの形式にまとめられている。甲板ステンレススチール、または合成樹脂板などでつくられ、下部は扉のついた木製戸棚になった形式が一般的である。

 寸法は流し台とともにJIS(ジス)(日本工業規格)によって、高さは80センチメートルと85センチメートル、奥行は55センチメートルと60センチメートルとよりどころが決められている。間口寸法はユニット全体のデザインによって違うが、多くは単位の寸法が60センチメートルもしくは75センチメートルになっているので、部分的に取り替えができる。構造的にはじょうぶなことと流し台などと組み合わせたとき、すきまに水が入らないようになっていることがたいせつである。

[小原二郎]

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リフォーム用語集 「調理台」の解説

調理台

キッチンにある作業台の事。ステンレスや、人工大理石等が使用されている事が多い。作業面の高さは、床から85cm?90cm程度が一般的な寸法となっている。

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食器・調理器具がわかる辞典 「調理台」の解説

ちょうりだい【調理台】

台所で調理作業をするための台。シンク・こんろ・収納棚などとともにシステムキッチンに組み込むことが多い。

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