諸色(読み)もろいろ

精選版 日本国語大辞典 「諸色」の意味・読み・例文・類語

もろ‐いろ【諸色】

〘名〙 もろもろの色。多方面の事柄
浮世草子男色大鑑(1687)六「この人、品形の諸色(モロイロ)にすぐれ」

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普及版 字通 「諸色」の読み・字形・画数・意味

【諸色】しよしよく

各種

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世界大百科事典(旧版)内の諸色の言及

【俵物】より

…その後,銅の産出額が減退して長崎貿易が不振となったため,幕府は,銅に代えて俵物を輸出しはじめた。こうして俵物は,諸色(コンブ,するめ,トサカノリ,テングサなど)とともに中国向けの重要な輸出品となった。 99年(元禄12),幕府は長崎町年寄久松善兵衛を俵物諸色支配に任じ,その下に俵物総問屋,俵物大問屋,俵物小問屋を置き,俵物諸色の集荷機構を整え,海産物の輸出増加をはかった。…

※「諸色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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