講座制(読み)コウザセイ

デジタル大辞泉 「講座制」の意味・読み・例文・類語

こうざ‐せい〔カウザ‐〕【講座制】

大学などで、学科目制に対して、各講座を研究教育基本単位とする制度

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精選版 日本国語大辞典 「講座制」の意味・読み・例文・類語

こうざ‐せいカウザ‥【講座制】

  1. 〘 名詞 〙 大学教育などで、各講座を研究教育単位基本とする制度。

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百科事典マイペディア 「講座制」の意味・わかりやすい解説

講座制【こうざせい】

大学の編成方式の一つ。伝統的な方式で,科目制に対していう。学問上独立の体系をなし,かつ学部編成上主要な地位を占めると認められる分野の研究と教授に必要な組織形態(講座)を単位として,学部を編成する。講座は原則として専任教授がこれを担当,助教授,助手を置く。戦前に創立された日本の大学の多くはこの方式による。しかし,現在,19世紀的な学問体系・分類が崩れつつあり,それに対応する試みが,行われてきており,1974年設置の筑波大学の学系・学群制はその一つである。

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